激安ゲーミングPCの盲点

ゲーミングPCはパソコンの中では比較的高価な部類に入ります。それでもセール期間などで激安のゲーミングPCが販売されることがあり、安くゲーミングPCを手に入れる機会というのは少なくありません。ただ、気をつけたいのはストレージの種類です。

SSDはソリッドステートドライブの略です。これは高性能ですが容量が少なく高価で、一方HDDは性能には劣りますが容量が多くて安価です。そのため、激安をうたっているゲーミングPCの初期ストレージはHDDであることがほとんどで、SSDが標準搭載されているケースは稀でしょう。激安であってもゲーミングPCですので、オンラインゲームの推奨スペックを満たすためにCPU・GPU・メモリなどは一般向けの安価なPCよりは良い物を積んでいるはずです。ですが、ゲームの推奨スペックにストレージのスペックが記載されていることはまずないため、ゲーミングPCをうたっているものでも安価なモデルではストレージは最低レベルの物が搭載されている事が多いのです。確かにそのままでもゲームはできるのですが、決して快適とはいえないゲームプレイになってしまうでしょう。

圧倒的に速いSSD

SSDのデータ転送速度は実にHDDの3倍。しかしこれはあくまで平均値であって、場合によってはもっと速くなったりしています。特にデータを一気に読み込む時の速度は圧倒的で、パソコンの起動速度は3倍以上の速度になることがあるのです。パソコンの起動以外にも、データが10GBを越えるような大容量オンラインゲームのデータ読み込みなどに力を発揮し、HDDでは何分も待たなければいけなかった読み込みが1分足らずで終わってしまうことも多々あります。

何度も読み込みをしないパソコンやオフィス用途であればHDDで構いませんが、一度に大きなデータを扱うオンラインゲームであればSSDに換装するのがおすすめです。初期起動時の読み込み速度も改善されますし、MAP読み込みやキャラデータの読み込みも速くなり、パーティを組んで新しいMAPに挑戦した時に仲間を待たせてしまうこともありません。

使い方によってはSSD必須

また、ノートパソコンタイプのゲーミングPCならSSDは必須とも言えます。というのも、ノートパソコンは持ち歩いて使う事が多く、磁気ディスクやヘッドなどの可動部分を持つHDDは壊れやすいのです。しかし、SSDはソリッドステートドライブというように「ソリッドステート」、つまり可動箇所が無いストレージ。持ち運びに極めて強く、軽量でノイズなく、持ち運んで使っていたとしてもまず壊れません。ノートパソコンを使うユーザーの中には、オンラインゲーム仲間と集まって一緒にプレイすることもあるでしょう。時に画面を動かして仲間に見せたり、ゲームをしながらパソコンを持ち上げたりすることも多いはずです。そんな時にHDDだと読み込みエラーが発生したり、壊れてしまったりすることがあります。読み込みが遅くても良いというユーザーでも壊れてしまっては元も子もありません。他にも、SSDは軽いため運びやすく、消費電力も低いのでバッテリーの持ちもよくなります。持ち運んで使う事の多いユーザーには、特にソリッドステートドライブがおすすめです。