ゲーミングPCを選ぶ上で、真っ先に思い浮かぶ評価基準といえば、OSのバージョンやCPUの性能といったものがイメージしやすいですよね。そして、その他にも大事な評価基準があります。それが「メモリ」です。
いくらOSのバージョンやCPUの性能が良くても、メモリの性能が悪ければ、パソコンがフリーズしたり、動きがカクカクしたりするように、自分の思い通りにゲームをプレイすることができなくなってしまいます。
そこで今回は、メモリについてご説明をしていきます。メモリも、ゲーミングPCを利用する上で無視することはできない大事なパーツです。ぜひ「メモリ」の意味や選ぶ方法をチェックしておきましょう。

メモリも自由に選べる、おすすめゲーミングPC

メモリも選べるゲーミングPC一覧

メモリはよく使うデータを近いところに置いておく作業机のようなもの

メモリを簡単にいえば、よく使うデータを引き出し(ハードディスク)から作業机(メモリ)の上に出しておいて、時間をかけることなく、データに簡単にアクセスしやすいようにしてくれるものです。メモリが大きければ大きいほど、作業机の面積も大きくなるため、広げておけるデータが増え、データへのアクセススピードが速くなります。そして、ゲーミングPCのプレイ速度も速くなっていきます。
パソコンがデータを処理する仕組みとしては、パソコンの司令塔ともいえるCPUが、ソフトから要求されたデータをハードディスクから呼び出します。ただ、CPUとハードディスクの間には大きな距離があり、毎回ハードディスクから呼び出していると非常に時間がかかってしまいます。ハードディスクは読み込みや書き込みは苦手なのです。
そこで、CPUとハードディスクの間にメモリを置くことで、使う頻度の高いデータがメモリに保存され、CPUがハードディスクまでデータを読み込みに行く必要がありません。身近にあるメモリからデータを呼び出すことができるため、データの読み込み速度が速くなり、ゲーミングPCのプレイ速度の改善につながるのです。

メモリも自由に選べる、おすすめゲーミングPC

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メモリ容量の確認方法と注意点

それでは、まず自分のパソコンにどれくらいのメモリが搭載されているのか、確認する方法をご紹介します。
簡単な確認方法は、Windowsボタン>コンピューターを右クリック>プロパティを開くと、「メモリ」という項目が表示されます。その横に記載されている容量が、あなたのパソコンに格納されているメモリの容量です。現在は、メモリのパーツの値段も安くなってきており、一般的なデスクトップパソコンでは、メモリの容量は4GB搭載されることが多くなっています。ゲーミングPCにおけるメモリの容量を考えると、最低でも4GB、可能であれば8GB以上という容量を基準に考えていきましょう。
そして、メモリの容量を検討する上で注意をしておかなければいけない点があります。それが「OSのbit数」です。WindowsOSには、同じOSバージョンであっても、32bitと64bitという2種類が公開されています。64bitであれば問題は無いのですが、32bitのパソコンを利用している方であれば注意が必要です。32bitのパソコンの場合、パソコンが認識できるメモリの容量は4GBが上限になっています。せっかく、メモリを16GBに増設したとしても、WindowsOSが32bitである場合には、OSが認識してくれるメモリの容量が4GBとなってしまうので注意をしておきましょう。

64ビットでおすすめのゲーミングPC

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メモリの増設にはマザーボードに対応したものを選ぶべし!

パソコンのメモリ容量を確認して、もっとメモリの容量を増やしたいとお考えの方は、メモリの規格とマザーボードの規格が対応しているかどうか、事前に確認をしておく必要があります。
CPUの規格が年々変わっていくように、メモリにも「メモリ規格」というものが存在します。そして、マザーボードにより対応するメモリの規格が変わります。新しいメモリを古いマザーボードに格納した場合、そのメモリは認識されない可能性が高くなります。そのため、マザーボードがどんなメモリ規格に対応しているのか確認をする必要があります。
メモリの規格がどんなものかというと、「DDR2-xxxx」、「DDR3-xxxx」というように、「DDR」という文字から始まります。アルファベットの下の数字が上がっていくにしたがって、メモリ規格が新しくなっていきます。
それでは、マザーボードが対応しているメモリを確認する方法を見ていきましょう。

まずは

1.マザーボードの型番を調べて、そこから
2.対応している規格を検索で調べていく

という方法が一般的です。

ここでお勧めのサイトが、「CPU-Z」というフリーソフトです。
http://www.cpuid.com/

このフリーソフトはパソコンへのインストールが必要になります。インストールをして、「Mainboard」というタブを開き、「Model」という項目に着目します。そこに記載されている文字列をインターネットで検索することによって、このマザーボードがどんなメモリの規格に対応しているかどうか、確認することができます。

memory1

そして、同じメモリ規格であっても細分化されています。DDR3の後に続く数字がありますが、これは性能を表す周波数が記載されています。
この周波数には下位互換性があるため、例えば2,200という数字であれば、1,600、1,333という下位の周波数のメモリ規格には対応しているということになります。
ゲーミングPCの通販サイトのメモリの項目を見てみると、「PC-xxxx」から始まる文字列がカッコ書きで書かれています。
この規格は「モジュール規格」というもので、モジュール規格がわかればメモリの規格がわかるというように、メモリと対応している規格になっています。
そのため、モジュール規格がわかれば、メモリがどんな規格なのかということは、調べればすぐに把握することが可能です。

メモリも自由に選べる、おすすめゲーミングPC

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まとめ

今回はメモリの概要から、メモリの容量、そしてメモリ規格をご説明してきました。メモリは、OSやCPU、さらにはハードディスクの容量という基準と比べると、あまり注目されない項目です。
ただ実際には、メモリがゲーミングPCのパフォーマンスに影響を与えることは大きく、メモリというパーツは、ゲーミングPCはもちろん、一般的なシステムを構成する際にも重要視される大事なパーツです。
あなたがこれからゲーミングPCを購入するのであれば「メモリの容量」を、これからメモリを増設するのであれば、「メモリがマザーボードの規格に合っているかどうか」ということを事前に確認するようにしておきましょう。

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