GPUとは皆さんご存知の通り、3Dグラフィックを表示する時に計算処理を行う半導体チップです。CPUにデュアルコアというものがあるのと同じようにGPUにもマルチGPU動作システムがあります。パソコン一台に対して複数のGPUを搭載できます。これにより使用効果が高まります。今回はSLI(エスエルアイ)とCrossFire(クロスファイア)の2つのGPUについて仕組みと用語を説明していきます。ご参考にしてください。

NVIDIA製のSLI

SLIとは正式にはScalable Link Interface 、日本語で読み上げる際は「エスエルアイ」。元々は3dfx社が開発した3DCG専用に作られたものでした。Voodoo2が有するグラフィックをさらに高速化させるGPUとなります。NVDIA社は廉価なGPUを発売し、世代交代(GeForce 256などの登場)を繰り返しながら3dfx社を買収するまでに性能水準を上げていきました。ゲームをするときには安定した描写を行えたりするのが特徴です。SLIのつくりについてはPCI Expressに2枚のVoodoo2カードを差し込み同走査線にある奇数ライン、偶数ライをそれぞれが分担処理することでグラフィック能力を高める事ができます。

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AMD製のCrossFire

一般的にCrossFireと言われていますが正式にはCrossFireX(クロスファイアエックス)となります。対応するグラフィックスカードを同じマザーボードに複数挿入。電気的に接続をすると並列処理により処理能力がアップします。つまり、NVIDA製のSLIと同様のつくりです。また、AMD製のマザーボードのみならずインテル製のマザーボードにも構築できるのが大きな特徴です。第一世代のCrossFire、第2世代のSftoware CrossFire、そして第3世代が現在のCrossFireXと進化しています。動作にはRadeon Xpress 200P CrossFire Editionチップセットを搭載するマザーボードが必要になります。さらには 、Radeon X8x0シリーズのCrossFire Editionを「マスターカード」として使い,すでにあるRadeon X8x0カードを「スレーブカード」として組み合わせることで,CrossFireXが有効になる構造になっています。

SLI、CrossFireがもたらす効果

マザーボードによっては複数のグラフィックボードを搭載することにより性能が飛躍的に向上するマルチGPU動作システムがあります。それが今回ご紹介している、SLIとCrossFireになります。SLIは対応したマザーボードでないと使用できないのが注意点ですがCrossFireは複数のグラフィックボードが搭載できるマザーボードならば何でも使えます。性能を求める場合は最高性能のグラフィックボードのマルチGPUほど効果的なものはありません。よって、性能を求める方は非常に有効であると言えます。SLIやCrossFireなどのマルチGPU動作システムはコストや消費電力もかかるために一般者向けというよりはマニア向けにはなります。

BTOパソコンへのマルチGPU動作システム導入

マルチGPU動作システムは単一のGPUでは到底表現できないパフォーマンスができるのが最大のメリットではあります。その反面、先にも述べたように複数のカードを装着するために消費電力が上がります。発熱性の悪化からエアフローがしっかりしていないと寿命を縮めます。超ハイエンドパソコンこそBTOパソコンで購入をするべきです。冷却性の高いPC、1000wを超すような大容量の電源はまさにマルチGPU動作システムを導入するパソコンです。SLIやCrossFireを導入してみたい方は、BTOパソコンを考えてみましょう。値段も張る場合もありますが挑戦してみませんか?

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